吾輩は豊中市に住む大学生である

 僕は、豊中市に住むとある大学生である。最初の記事なので、まずは簡単に自己紹介をしようと思う。

 僕は現在、豊中市にキャンパスがある大学に通っていて、大学の近くで一人暮らしをしている。実家は関東の方にあるので、大学の友人に「東京の方が近いし大学もいっぱいあるのに、なんでわざわざ大阪に来たん?」と聞かれることがよくある。理由はいくつかあるのだが、ひとつはずっと一人暮らしに対して憧れを持っていたということがある。誰の目も気にすることなく、友人を自宅に呼んだり、好きな時間に遊びに行って、門限など気にせず遅くまで出歩けるという点がとても魅力だった。だけどそれだけではない。家事や金銭管理等、自分の生活のすべてを、自分で管理する経験を、時間のある学生のうちにできること。それも僕にとって魅力的なことだった。

 僕が豊中市を一人暮らしの場所として選んだのは、その交通の便の良さにある。大学が豊中市にあることから、豊中市に隣接する池田市、箕面市に住んでいる学生も多いが、利便性を何よりも大事にしたかった僕は、交通の便が良いと感じた豊中市に住むことにした。最寄駅は蛍池駅になり、蛍池には阪急とモノレール、2つの路線が接続された駅だ。阪急に乗れば梅田まで15分(普通なら20分)ほどで出ることができるし、モノレール沿線には万博記念公園やエキスポシティなど魅力的なスポットが沢山ある。さらには伊丹空港も近く、自宅から歩いて行けてしまうほどの距離である。大都市の中心部まで直接アクセスできて、郊外のスポットにも行きやすく、さらに飛行機で各地に飛ぶことも簡単にできるというこの上ないロケーション。住み始めて2年近くになるが、僕はこの豊中市をとても気に入っている。